2022年02月15日

福知山高等学校附属中学校×介護ボランティアいずみ会 「オンラインふれあい体験」ふれあいや体験の中から自分たちの価値観や人生観を育もう!!《2月8日(火)》

2月8日(火)、福知山高等学校附属中学校2年生38名と市ボランティアセンター登録の介護ボランティアいずみ会から代表して6名の方がオンライン会議ツール「Zoom(ズーム)」を使って交流を行いました。
この交流は、中学2年生の家庭科の授業の一環として、高齢期を元気に活動されている方との交流を通じ、生徒自身が抱いている高齢者という言葉のイメージではなく、自分たちの価値観やこれからの人生観を見つめ直すきっかけづくりの一助として行われました。
事前に、生徒たちから質問を出して、それに答えていくという形で交流されました。生徒たちは、高齢になることで、生きがいやお金のこと、健康のことなどが困難になったり心配になったりと考えていたようでしたが、介護ボランティアいずみ会の方たちは、「健康の秘訣は、若い時から変わらずに早寝早起きや適度な運動、規則正しい生活を続けること、そして趣味、好きなことに取り組むことです。私はピアノ演奏を続けています。」「私は大正琴を続けています。」「若い時に経済的な理由でできないこともあったけど、そのために今は目標をもってやりたいことに打ち込んでいます。」「健康維持に努め、好きなことを継続して取り組めることが生きがいにつながっています。」との答え。若い時からの生活の延長上に今があるのだということを教えてくださいました。また、いずみ会立上げメンバーの四方さんからは、「昭和57年から福知山市の福祉に関わりました。当時から介護の必要性が叫ばれており、ボランティア団体を立ち上げてから今日までいろんな福祉活動を続けられています。これまでの活動をメンバーや皆さんに伝えていくことが私の役割であり、生きがいにさせてもらっています。」といったことが話され、生徒たちからは大きな歓声と拍手喝采がおこりました。
今回、福知山高等学校附属中学校より希望があり、本会で市ボランティアセンター登録のいずみ会と調整させていただきました。本会では、未来を支える子どもたちに新しい出会いの中から新しい発見や「共に生きていく」視点について考える機会をつくることで、本市の将来の社会福祉を担う人材育成を推進しています。また、子どもたちが、具体的な活動や体験の中でさまざまな気付きを得て、福祉の心の育みや一人ひとりに何ができるのか、どうすれば誰も取り残さずに安心して年を重ねていけるのかを考えるきっかけの場づくりを支援させていただきます!!
ぜひ本会までお問い合わせください。
(TEL:25-3211)


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posted by 福知山市社会福祉協議会 at 16:51| Comment(4) | 日記
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