新型コロナの緊急事態宣言の影響で、一堂に会してのサロンの開催は難しいと判断され、同会の皆さんがサロンご利用者35名のご自宅を訪問するという形で実施されました。
地域のボランティアや民生児童委員らで構成された同会7名の方は、会からの直筆メッセージとお茶菓子の配付、健康状態の安否や日常生活の様子の確認等をしながら訪問されました。訪問先からは「こういうお菓子の詰合せもらうと、袋開けるのが楽しみになる。子どもの気持ちもわかるわ」「こけて入院してたんや、退院して1か月経った」「かぼちゃ食べたいって聞いたで、炊いて今から持っていくところ」「集まってはいつごろからするん?」「またサロン楽しみに待ってるわ」など訪問に対しての感想や近況報告、地域のつながり、サロン再開の期待といった声を色々と聞くことができました。また地域の馴染みの方と会話することでその場に笑顔と笑い声があふれました。
同会の大槻さんは、「コロナ禍での外出制限によって、動くことや人との交流も少なくなり心身が疲労し、日々の生活リズムも崩れてしまいます。一堂に会したサロンの交流ができなくても、こうして皆さんのご自宅へ訪問することで元気なお姿や笑顔に出会うことができました。これからも地域のふれあいやつながりを大切にし、みんなで知恵を出し合いながら、寄り添い支え合える地域づくりにもつなげていけるよう取り組んでいきます」と今後の活動への意気込みを話されました。